「病は気から」脳梗塞で右半身麻痺になった母に学ぶ。
「病は気から」よく耳にする言葉です。ワンズママの母親は18年前の2006年10月、55歳の時に脳梗塞で右半身麻痺になりました。
10月で朝晩は涼しく、昼間が暑い、季節の変わり目でした。
前日にはお店まで歩いて来て、たしか野菜を持ってきてくれた記憶です。いつもどおりの日。
次の日の早朝5時に父から電話があり「母さんがトイレに起きてベッドに戻ったらそのまま動けない!今救急車で病院にむかってる!」とのことでした。
初めの1ヶ月、母は「なんで私が…」と落ち込み、リハビリもやる気が出ないようようで、まったく動けませんでした。このまま車いすかも…と先生にも言われ、本人も家族もただ落ち込んでいました。
33歳で交通事故で下半身麻痺になった方と同じ部屋に。
ある日、母と同い年の看護師さんが「部屋、移動になったよ」と。33歳で交通事故で下半身麻痺になった方と同じ部屋になりました。ワンズママと同じ年齢の方で小さいお子さんが2人。家族のためにとその方は毎日必死でリハビリを頑張っていました。看護師さんが母のことを考えて移動させてくれたんです。
その部屋に移ってから3日後、母から電話があり「もう毎日来なくていいから。週1回、洗濯物の交換だけでいいよ」と。娘が年長さんでワンズライフOPENして2年目でスタッフもいない時期。「何かあったら連絡してね」と伝え1週間後に病院へ。
そしたら、ベッドから起き上がることもできなかった母が杖をついて立っていました。そこからはすごいスピードでどんどん動けるように。
「病は気から」を目の当たりに実感。だから私は何が起こっても気持ちで負けないと決めています。
それさえできれば、時間はかかっても必ずできるようになる、母が私に直接、見せてくれました。
ワンズママも誰かにそういう背中を見せられる、そんなふうに歳を重ねていきたいと思っています。元気に楽しそうに、まだまだ長生きしないと損するよって言えるように。
2024年10月、51歳になった決意表明です。
2024-10-25