はじめてお会いするあなたへ

最愛のワンちゃんとお別れの日、
もしも一言だけ話せるとしたら、
あなたは「ありがとう」と言ってもらえるでしょうか?

「当たり前だ!こんなに可愛がってるのに!」
そう、誰もがそう思っているはずです。
大切な家族の一員ですから。
今読んで下さっているあなたも、
思わずそう言いたくなったはず・・・。
そうあって欲しいものです。
ようこそ、ワンズライフのホームページへ。
あなたのことを、お待ちしていたんです。
オーナーの東條貴紀です。
私は、一般的には
「ワンちゃんをオシャレにする」ことが主な仕事。
そんなワンちゃんのトリマーである私が、
どうしてそんな問いかけをしたのか?
ペットたちは、
私たち人間と一緒に住んだその日から、
生涯、飼い主さんから与えられる食事だけで
生きていかなければなりません。
もちろん食事だけ、ではありません。
散歩の仕方、寝る場所、トイレなど、
生活していく環境のすべてを
飼い主さんに決められる。
それは言い換えれば、
「人間社会に合わせて生きていく」ということです。
ワンちゃんだけに限らず、
ペットと呼ばれる動物たちは、
少なからずそういう運命なのです。
しかしここで間違えてはいけないのが、
「人間社会に合わせる」ということは、
「人間と同じような生活をさせる」
という意味ではない、ということです。
ところで今、
ペットたちの死因で急増しているもの、
何だかご存じですか?
以外に知られていませんが、
なんと「ガン」や「アレルギー性皮膚炎」なんです。
アメリカのモーリス基金の調べでも、
90年代後半からすでに、
事故以外の死因の実に40%以上が
「がん」という結果が出ました。
これは、代々人間に
とても近しい生活を営んできた
ペット故の病気だと言われています。
これが現実です。
初めからペットを苦しめようなどとは、
誰も思っていないでしょう。
しかし、ガン、皮膚病、肥満・・・等々
さまざまな病気のすべてを、
「この子は生まれつき体が弱いから・・・。」
そんな言葉で片付けてしまっていませんか?
数年前、私がトリマーとして
お店に勤めていた頃のことです。
エサやしつけについて、
飼い主さんに色々とアドバイスしていたら、
こんな言葉が返ってきました。
「うちのペットは、
短くても楽しい人生をさせてあげたくてね。
だから欲しがるものは何でもあげるし、
何をしたって叱らないよ。
それがうちのペットの飼い方、愛情。
それでいいんじゃない?」
たしかにペットはその家で飼うもので、
「絶対にこうしなければいけない!」
という決まりもありません。
(厳密に言えば、ちゃんと法律はあります。)
それがその家族の愛情であり、
そのペットたちの幸せであれば・・・。
それ以上は何も言えませんでした。
でも、その時から私の中に、
ずっと疑問が残っていたんです。
それ は、単に人間の欲求のためだけの
ペットとの生活じゃないのか?
ということです。
現在、平均寿命が長くなり、
約15年と言われているペットたち。
ここでも勘違いがあります。
長生きになったのは、
ワクチンや予防接種などが普及し
動物病院が増えたからです。
時期を同じくして、
様々なフードが普及し始めたために、
長生きできるのがフードの進化だと
思われている方が非常に多いです。
そのペットたちが好きなものだけを食べて、
10年で一生を終えたとします。
それでも彼らが幸せに暮らせたのであれば、
私はそれでいいと思っていました。
私は、年間400頭余りのワンちゃん、
そしてその飼い主さんを見てきています。
その中には、実にいろんなケースがあります。
「○○さん家のワンちゃんは、
ドッグフードなんかぜんぜん食べてなかったし、
お菓子もたくさんあげてたけど、
12年も生きてたんだから、うちの子だって大丈夫。」
でもその飼い主さんが、
ワンちゃんの苦しんでいた姿や、
病気だったことを話していない可能性だってあります。
「あんなに可愛がってたのに、
自分たちのせいで苦しんでたなんて、
そんな訳がない。」
そう思っていらっしゃる飼い主さんなら、
苦しんでいた話はしないと思います。
それでも心のどこかで、
「私たちは間違ってなかったんだろうか・・・。」
「もっとこうしてあげれば良かったのかも・・・。」
と後悔していらっしゃるかも知れません。
おいしいものを制限なくたくさん食べれば、
当然太りすぎてしまいます。
太りすぎてしまえば、
歩くことさえもつらくなる。
それで一番楽しみにしていた
散歩が苦痛になっていたとしたら・・・。
ドッグフード以外の、
やわらかく食べやすいものばかり
食べていて歯が弱くなり、
ずっと歯の痛みをガマンしていたとしたら・・・。
いくらおいしそうに食べていた食事でも、
その食べ物によるアレルギーで、
実はいつも体をかゆがっていたのだとしたら・・・。
彼らが最後の2年間を、
本当に健康で楽しく生活していたのか?
答えはノーです。
短く、苦しい人生を送っていた
可能性が非常に高いのです。
例えば、人間の子育てを考えてみて下さい。
お子さんをお持ちの方は、
よく思い出してください。
離乳食をはじめから
喜んで食べてくれたでしょうか?
少し時間がかかったはずです。
離乳食を食べないからと言って、
大好物のお菓子をずっとあげ続けた、
そんな方はいらっしゃらないと思います。
嫌がっても、いろんな工夫をして
食べてもらえるようにがんばったと思います。
人に迷惑をかけてはいけないこと、
社会の中で生きていくことの意味を教えたり、
厳しく叱って、
ルールを教えなければいけないことも
たくさんあったと思います。
それはなぜか?
その子のためだからです。
かわいくて、かわいくてたまらない、
その子のためだから。
私には娘がいます。
月並みですが、かけがえのない娘です。
親バカですが、世界で一番かわいいです。
大切な家族です。
あなたのワンちゃんも、
大切な家族の一員に違いありません。
しかし、残念ながら同じ人間ではありません。
とても恥ずかしい話ですが、
実は、私は以前飼っていたワンちゃんを、
交通事故で亡くしています。
彼を火葬場で見送った時の無念さは、
未だに忘れられません。
原因は、正しい飼い方、接し方が
できていなかったことです。
今の私なら、
そんな過ちは決して犯さないでしょう。
もちろん、あなたにもそんな思いはして欲しくない。
ペットは言葉や理性を持たない分、
人間よりとても弱いのです。
人間がコントロールしないと、
生きていけないのです。
だから彼等が、
人間社会の中で生きていくためには、
正しい飼い方、接し方が必要なのです。
では、正しい飼い方、接し方とは、何か?
それは「人間が上に立つ」ということです。
要するに、人間が「リーダー」なのです。
これが、ペットと家族が
幸せに生きていくという最低条件です。
可愛いのはもちろんです。
しかし、これはしつけの基本であり、
絶対に守らなければいけないルールです。
ごう慢に見えるかもしれませんが、
可愛いワンちゃんを思うがゆえのルールです。
いきなり道路に飛び出す子供を、
注意しますよね?
人に迷惑をかけたら、
厳しく叱りますよね?
何でも欲しがるものを与えずに、
我慢することを覚えさせるでしょう?
好き嫌いなく食べなさい、
勉強しなさい、歯を磨きなさい、と
世話を焼きますよね?
家族の幸せ、健康を願っていますよね?
でもこれらは、
すべて「当たり前のこと」ではないでしょうか?
私たち人間社会の中で
作り上げてしまったペットたち。
それは人間が責任を持って
生かしてあげなければいけない生き物たちです。
そのためには、
できるだけ多くのことを知って欲しい、
そして知った上で、
ワンちゃんと家族みんなが
幸せに暮らせるように考えていって欲しい。
私たちは、そんな飼い主さんを探しています。
そう、今まさにこのメッセージを
ご覧になっている、あなたです。
そして私たちは、
ワンちゃんとの幸せな暮らしを
サポートするために、
いつでもここにいます。
トリミングやシャンプーなどの美容、
健康相談を行うほか、
フードやおやつのご提案、
暮らしのグッズ、ホテルまでを取り扱っています。
ただしワンズ・ライフには、
ガラス越しのかわいいワンちゃんはいません。
私たちは敢えて、
生体販売を選びませんでした。
今と、そしてこれからも
ずっとあなたと暮らしを共にしていく、
あなたのワンちゃんのために必要な
「美容」にこだわったからです。
ワンズライフはペットショップではありません。
ワンちゃんのヘアサロンです。
私たちのポリシーに合わないもの、
それを販売することは出来ないのです。
たくさんのワンちゃんの健康を、
そして飼い主さんとの幸せな暮らしを願ってやみません。
そして「ありがとう」と言ってもらえるように・・・。

ワンズ・ライフ 代表 東條 貴紀
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